HOKKAIDO LOVERS no.059 〜Spanish restaurant CHAVDA〜

こんばんは！
シンガーソングライター・児玉梨奈です♪

少しずつ春は近づいていますが、まだまだ寒い北海道。
一足先に春をむかえたい！中々旅行もいけないけれど海外にも行きたい！

今日はどちらも叶えられるお店へ行ってきます。



ステンドグラスが彩る扉
あけると…



どこでもドアだったの？！
一歩入ると温暖な海洋性気候に包まれるよう。
「スペインへようこそ」

ここは、
Spanish restaurant CHAVADA -スパニッシュ レストラン チャバダ-




メニューです。
何だろう…
スパニッシュで頼むの？！そうなの？！

ご安心ください。




(お食事もドリンクもメニューが豊富…！)

バッチリ日本語です。

さっそく、メニューをあけて目に飛び込んできた一品から行ってみたいと思います。

魚介のパエージャ ¥1,990（税抜)/ ハーフ¥1,290（税抜）

パエリア！！！！！！！！！


しっかりまぜて…



いただきます！！！
どの魚介の味も絶妙なバランスでふわぁぁぁぁぁぁっと口の中に広がって、お米が吸い込んだスープが追いかけてくる。お米、素材のひとつひとつ、レモンをかけて、何度もかみ締めてしまいます。
日本人はお米が大好きなため、特にお米にはこだわり特殊処理されたお米を使用。短い時間でダシをまんべんなく吸い込んで炊き上がるため、沢山のお客様に熱々のパエリアを楽しんでいただきたいと思い選ばれたそうです。
米の次はお肉をいただきたいと思います…！
お肉は北海道ならではのこちら
 

イベリコ豚のカツレツ ¥1,290（税抜)

おおおおおおお大きい！！！！！！
この大きなカツレツを前にして…



笑顔以外の顔でいられるはずはありません。

そのままかじりつきそうになりましたが
ゆっくり味わいたいので一口サイズに切り分けて…

サクッ…　カリカリ　やわらか…
(っ'ヮ'c)ｳｩｯﾋｮｵｱｱｧｱｱｱｧ.

こうなります。　もちろん出来立てですが時間が経ってもカリカリのままでしかも味が癖になる衣。そこに包まれていたイベリコ豚が登場した時の柔らかさと甘みといったら…いつまでもカリカリしていたい！フォークが止りません。

お店の名前は「チャバダ」
チャバダはヨーロッパで食べられるポピュラーなパンのこと。
言葉の意味は、スリッパという意味合いがあり、これは形が似ていることからだそう。
もう一つの意味は、「なくてはならないもの」という意味を持ち、家庭に常にあるパンなのだとか。

チャバダ　チャームとして ¥390（税抜）おかわり自由

アヒージョ エビ ¥990（税抜)

チャバダはグツグツ熱々のアヒージョと一緒に食べるのが一番のオススメ。



…。ずるい！！！！！！！
やけどを忘れて食べてしまったじゃないですか！！！！！！！
こんなのチャバダがおかわり自由だったら止らなくなるのは必然じゃないですか！！！！！！！！
スープが続く限り、いやなくなってもチャバダと一緒におかわりしたい。しかも…



こんなに種類があります。ずるい！！！！！！！！



小麦は北海道産を使用。しっかり練られた生地は良い甘さとしっとりもっちり感がかみ締めるほどにでてきます。
そのままでも、オリーブオイル・バルサミコ酢・お塩でいただいてもとっても美味です。



お店には自家製の釜が。
この釜で焼くのは…



ピザ！
総料理長が直々に焼き上げます。
通常は350度～400度で焼き上げますが、外の温度に大きく左右されるためその日の湿度や温度で焼き具合が変わるのが難しく大変だけど面白いと話す料理長。今日だけしか味わえない焼加減で一枚一枚丁寧に焼き上げます。
その渾身の一枚がこちら

マルゲリータ ¥1,290（税抜)

いーい。よすぎる焼き加減。



チーズはのびるよどこまでも。
この熱々チーズとふわふわサクサクに焼けた生地とトマトと…
~~~ｳﾏｰ! (ﾟдﾟ)ｳﾏｰ (ﾟдﾟ)ｳ-(ﾟДﾟ)ﾏｰ(ﾟAﾟ)ｲ-
こうなります。
トマトが。トマトが。トマトがジューシーすぎる！！！
なので思わず聴いてしまいました。

[総料理長ワンポイントマルゲリータ]
トマトソースには塩しか入れない。ナポリピザ協会(イタリア)が出している定義があり、マルゲリータに関しては特にトマトへの味付けはほぼ何もしない。戸惑いもあったがメンバーと相談して今に至ります。
使用しているモッツァレラチーズは北海道産でイタリアでは出せない味にしたかった。


(開店前です)

マスクを取らなくてもカッコイイ八幡亮輔 総料理長はイケメン。
専門学校で料理を学び、以前はホテルのレストランでも料理をつくられており計13年の料理歴。
8年前にチャバダ含む6店舗を経営している株式会社ディパーチャーズに入社。
現在ある6店舗とも同じ業態のお店はなく、社長はお客様がどこで何を食べたいかメニュー表で毎日選べるくらい今後100店舗100業態のお店をつくりたいとビジョンを描いている。
先々に世界で料理の仕事をしていくというビジョンを描いている八幡総料理長は、色々な国の料理をつくれるチャンスがあるのでこの会社に決めたそうです。
チャバダへは昨年から入り、現在は店長兼総料理長をつとめられています。

チャバダの内装はお店を立ち上げた店長が、実際スペインへ行って見てきたものをそのままを再現したいという想いのもとつくられました。
床はコンクリート、椅子は乱雑などもスペインのお店を再現。




とても広い店内は着席で70～80人、立食で約100人お客様が入ることができ、結婚式の二次会やパーティなどでご利用されることも多いお店。お客様はお店が提示するメニューを選べる仕組みになっていて、前菜からメイン料理に至るまでそれぞれ数種類の中からお客様がお料理を選んでコースを組み立てられるようにしている。プランに載っていないホールケーキもご予約できるそうです。なるべく北海道産の食材にこだわりながらお客様の価格設定を考え、ベストな着地点を探されている八幡さん。
世界共通の言語が英語であるように、料理ではそれがフランス料理が基本になっていて、イタリア料理、スペイン料理をつくる時もフレンチの技法をやりながらそれぞれの料理をつくるのだそう。途中そんな興味深いお話も。 私が聴きまくった色々なことをひとつずつ丁寧にお答えくださいました。
一緒にお料理を考える段階から当日までとても楽しい時間になりそうですね＾＾



天井が高く広い店内は、喚起は抜群。スタッフの方々もお店に来た最初の頃は寒いと思うくらい外と室内で空気は常によく回転しています。お客様に声を掛けながら定期的に入口を開けての喚起も。



(個室もあり、こちらもしっかり喚起がされています)



新型コロナウィルス対策も万全のお店。
検温器・アルコールを完備することはもちろん、定期的な店内の検査も業者の方に入ってもらいお客様が触れるドアノブなどのふき取りがきちんとされているかを数値で測るなど徹底されています。今年6月からはHACCP(ハサップ) という衛生管理が飲食店は義務化に。衛生管理会社の方と衛生に関しての打ち合わせしながら今後に向けています。



旅行も海外へも中々いけない今
扉一枚を開けば出かけられるスペインへ
美味しい料理を食べながらサグラダ・ファミリアやセビリア大聖堂を浮かべましょう。



ご馳走様でした！！