HOKKAIDO LOVERS no.051 〜せっちゃん〜

こんにちは、シンガーソングライターの爽です!
北海道の冬も本気を出してきてますが皆さんお元気でしょうか?
今回は私も大好きな「居酒屋せっちゃん」さんをご紹介します。
地元の穴場、と言われる様なお店は大抵観光客の方は入らないような裏路地、雑居ビルに入ってるわけですが、まさにソレ!なのがノルベサ向かいの都志松ビル5Fにある「居酒屋せっちゃん」。
引き戸を開ける前から店内の明るい会話が聞こえてきます。
ここの店長瀬戸田さんの愛称が「せっちゃん」なのが由来の店名、いつきても常連さんの楽しそうな声が飛び交う明るいお店です。
店内はカウンター数席にご座席2テーブルとミニマムな空間、その分心の距離が近くなりなんだかほっとして会話が弾む雰囲気があります。



キッチン上にはその時期のオススメもぎっしり書いてあり、何を頼もうか目移りしてしまいますが、まずはお酒から。 ここにきたらまずはコレ、
瀬戸田レモンサワー ¥500(税込)

通常のレモンサワーよりもほんのり甘みがあり飲みやすい、すっきり美味しい味わい。
瀬戸内のレモンが美味しいのは言わずもがなですが、作ってらっしゃる生産者の方のお名前が瀬戸田さんと、店長と同じお名前なのにびっくりしました。
甘さがあると言ってもジュースの様な甘さとも違うので、お酒好きかつご飯と飲みたい人にはピッタリです。 名物のレモンサワーといただくのは天然のエゾシカを使った料理2点!
鹿のたたき ¥620(税込)

鹿のザンギ ¥780(税込)

こちらレギュラーメニューですが、本当に全て絶品なおいしさ、蝦夷鹿に興味が無かった人もこれを食べたら忘れられなくなるはず。
こちらは旭川鷹栖町から厳選し仕入れてるものだそうで、蝦夷鹿は牛肉の1/3カロリー、栄養価も高いスーパー食材だそうです。しっかりお肉食べたいけど身体にいいのかしら…と悩んでいる方はこちら大変オススメです。
お店のロゴもよく見ると鹿のモチーフ!店外にも鹿のぬいぐるみがありこだわりと愛が伝わります。
そしてこの日は日替わりメニューの中にあったサロマ産の牡蠣もいただきました!
かきぽんっ!(サロマ産) ¥700(税込)

素材の美味しさを最大限生かした料理の数々、どうしてここまでこだわり抜けるのかは店長瀬戸田さんの経歴に理由が。
瀬戸田さんは元々農業をやりたかったそうです。過去には養殖業などをしに沖縄住む予定もあったそうな。
農業も酪農も漁もやってたことがあるそうですが、中々当時は上手くいかないこともあり、調理の仕事の方についていたそう。
生きることに直結する、食に関する仕事がしたくていたそうです。
居酒屋も江戸時代から存在し現在まであり続けています、美味しい食事とともに人の憩いの場にもなり、その出会いがとっても楽しいのだそう。
なるほど、だからこんなに食材へのこだわりがあり、そしていつ来ても常連さんの笑顔で溢れているのですね。
そんな瀬戸田さん、この取材の前に仲間の皆さんとバスケを3時間やっていたそうです、アクティブ…!
常連さんが多いからって初めましての方が馴染めない雰囲気は全くありません。瀬戸田さんの明るさに誰でもすぐ居心地が良くなるでしょう。
