2021.12.03
エンタメ
世界最高峰のラッパー、ケンドリック・ラマー初の本格評伝『バタフライ・エフェクト』が遂に発売!
13のグラミー賞、ヒップホップ初のピューリッツァー賞(アメリカ合衆国における新聞、雑誌、オンライン上の報道、文学、作曲の功績に対して授与される賞)を受賞した世界最高峰のラッパー、ケンドリック・ラマーのこれまでの軌跡を描いた評伝『バタフライ・エフェクト ケンドリック・ラマー伝』が、2021年12月2日(木)に河出書房新社より発売となった。

黒人としてアメリカに生きることの怒りと哀しみ、生まれ育った地元コミュニティへの愛情と戸惑い、成功してもなお自身を襲う鬱や葛藤を重層的に織り込んだリリックと、ブラック・ミュージックの歴史と蓄積、その最先端を取り込んだ楽曲でヒップホップの可能性を拡張し続ける世界最高峰のラッパー、ケンドリック・ラマー。

『good kid, m.A.A.d city』、『To Pimp a Butterfly』、『DAMN.』のわずか3つのアルバムで、瞬く間に頂点を極めたラッパーはいかにその表現を獲得したのか。映画『ストレイト・アウタ・コンプトン』でも描かれた、警察の蛮行とドラッグ、ギャング・カルチャーが蔓延する街、カリフォルニア州コンプトンで生まれ育った青年が、アメリカの光と闇を誰よりも深い次元からえぐり出し、アメリカ現代史やブラック・ライヴス・マター(BLM)とも交差する作品を生み出すに至るまでを克明に描いた本作。

ドクター・ドレ―、スヌープ・ドックら数多のヒップホップ・レジェンドから賞賛を浴び、レディー・ガガをも虜にするキング・オブ・ラップ、世界中のファンを熱狂させ続けるスーパースターの半生をスリリングに描く、ケンドリック・ラマー初の本格評伝が待望の日本上陸。

バタフライ・エフェクト ケンドリック・ラマー伝

著者:マーカス・J・ムーア著/塚田桂子訳
発売日:2021年12月2日(木)
定価:¥3,135(税込)
体裁:46判/352頁/並製
ISBN:978-4-309-29171-0
https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309291710/

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