2020年12月にリリースされたアルバム「MISS ME」の制作秘話から、時代とともに変わっていく音楽シーンの実状、北海道出身のアーティストとして活動する2人が考える北海道と東京で行う音楽活動の理想と現実について語る。
アルバム「MISS ME」の制作と変わっていく音楽シーンについて
こういうオフィシャルな感じで話すことって初めてですよね?
今までないね~。
ちょうど今話しているのががリリースイベント(2021年2月13日に開催された「爽×幡宮航太 MISS ME Special LIVE」@ “D-Bop” Jazz Club)の後で、リリースイベントでも直近で出した「MISS ME」っていうアルバムについてのいろんな考察とか、制作過程とかマル秘話みたいなことを合間に曲をやっていくって感じだったので、今日は「MISS ME」について色々喋った日でしたね。
そうだね(笑)LIVEでもいっぱい喋ったからね。
そんな感じなんですけどよろしくお願いします(笑)
よろしくお願いします!
幡宮さんはキーボーディストっていう肩書きなんですかね? いっぱいありますよね?
そうですね。キーボーディストとか、まぁ作編曲家みたいな感じですかね。 銀行のローン通す時はそうやって書いてます(笑)
あっ、それって何か違うんですか?(笑)
いや、わかんないけど(笑)あれ職業欄ってあるじゃん? フリーランスって書いても「何の人?」とか言われるし、ミュージシャンって書いてもイメージがふわっとしすぎかなぁと思って、具体的に演奏家、作編曲家みたいな感じで書いてるけどね。
じゃあキーボーディスト、演奏家、作編曲家の幡宮航太ということで。
よろしくお願いします。 爽ちゃんはシンガーソングライターで札幌出身?
そうですね。
何歳ぐらいの時に出会ったのかなぁ?
え~と、笹木ヘンドリクスのLIVEで時計台ホールに来てた時が幡宮さんに初めてお会いした日だったんですよね。
その時爽ちゃんは10代?
19歳ぐらいだったと思いますね。
若いね~(笑)じゃあもう6年とか8年前ぐらい?からの仲ですね。
出会った時から幡宮さんは東京に住んでいた感じで、私は札幌を拠点に活動していたから会う回数は他のミュージシャンとか他の制作スタッフとかよりかはかなり少なかったと思うんですけど、それこそ今回のアルバムもそうだけど、その前の作品でもアレンジだったりとか制作に関わってもらうこともあれば、LIVEもやってとか。 あとは個人的に東京に行った時に遊びに行ってみんなで人生ゲームやったりとか(笑)
あ~、あったね(笑)
なんか今回のアルバムを作るまでは、タッグをしっかり組んでっていうのとはちょっと違う感じで。先輩と後輩でミュージシャン仲間だけれども、”爽”と”幡宮航太”っていうのはちょっと薄かったと思うんですよね。
そうだね~、確かに。
それがこの「MISS ME」の制作を通してすごいグッとチームになったっていうのを感じていてそれがすごく嬉しいです。
今回は特に一緒に作ったっていう感じだよね。でも一緒に作ったんだけど、このコロナ禍で制作中は一度も会ってないんだよね(笑)
そうですね(笑)
全部リモートでやったっていう新しい形だね。歌の録音も爽ちゃんが自宅だったり、録れる環境を作って録ってもらって、制作中に一回も合わなかったんだよね。まぁレアだよね。
すごい特殊なケースですよね。やっぱりコロナになってから、制作のことに関してフォーカスすると、みんなで集まってスタジオで録れないとか。 例えばバンドだったら、最初の自粛の時とかってスタジオで練習するのも禁止されている人とかも多かったから、集まって音も出せないみたいな環境に急に変わったっていうのは、仕事の仕方が180度変わった感じがありますよね。
そうだね。基本的に人と会っちゃいけないってことになったから、要はミュージシャンが集まって合奏することができないっていうことになったんだよね。 それで結局同じ空間にいれないから、リモートセッションみたいな感じで、1個の演奏の動画に重ねて、違う動画をどんどん重ねていくっていうことがYouTubeとかで流行って当時一つのムーヴメントができたよね。
あ~、流行ってましたね!
専門的な話になるけど、テレビ会議ツールってZoomとかLINEとかがあるけど、音楽で使うってなると相手に音がちょっと遅れて届いてしまうというレイテンシー問題があるから基本できなかったんだけど、YAMAHAが開発したNETDUETTO(ネットデュエット)っていう、今は名前が変わってSYNCROOM(シンクルーム)っていう名前になってるんだけど、オンライン上でもほぼレイテンシーがなくて同時に音が鳴るっていうアプリがあってそれでリハーサルをするとか。それで新たな形が生まれたんだよね。
すごいですね。それJacob Collier(※1)知ってたのかな? Jacob Collierが、そういうレイテンシーがあることを予測して音を出したり発声してたっていうことを書いてて。YAMAHAのやつを知らなかったら教えてあげたいですね(笑)
じゃあぜひイギリスに向けてそのメッセージを送ってあげてください、Jacob Collierに(笑)
キーボーディスト、アレンジャー、ボーカル、作曲とか全部そうですけど自分の自宅である程度仕事ができる環境を揃えないと何も立ちいかない感じではありましたよね?
外出できない=自分の家で完結するしかない=機材を揃えるしかないっていうことになったから。 でも爽ちゃんはシンガーソングライターとして、駆け出しのときはピアノ一本で弾き語りみたいな感じだったけど、割と早い段階からいろんな楽器を自分で入れたいみたいな欲があって、PCを使って自分で積極的にやってきた人だったから、シンガーソングライターの中でも、いわゆるDTM(Desk Top Music)にすでに精通しているアーティストだったと思ってて、それがこのコロナ禍になってもアルバムが制作できたっていうことになったと思うんだよね。
そうですね。
これがコロナ禍になって初めてPC触りましたっていうアーティストになると、覚えることが多すぎて辛いってことになると思うけど、爽ちゃんはそこに先行投資じゃないけど、前もってそこをやってたからできたっていう部分があると思う。 東京と札幌で一緒にやるってなったらコロナじゃなかったとしてももともと大変だったわけじゃない?でも、コロナでオンラインでやりとりできるツールとかが発達してきて、すごくやりやすくなった部分もあるから、そういう意味ではいい面もあったのかなとは思う。
レコーディングスタジオで1日1発で合わせて録りましょうとかってなると、まずその1日でスケジュールが合う人。その場所に物理的にこれる人。とかってなってくると、札幌のミュージシャンは東京の数と比べるとどうしても少ないと思うので、選択肢が限られてしまうと思うんですけど、宅録完結とかリモート完結ってなった時に、自分次第で時間的に縛られることもないし、場所的にも「東京の大好きなプレイヤーを入れよう!」とか、それが九州の人とかでもいいと思うし…
海外でもいいよね。
今回いろんな東京のミュージシャンの方とかを入れていただいた時に、こんなことがスムーズにできるのってすごいなって思いましたね。
完全に時代だよね。選択肢が広がったっていう風に捉える事は個人的にはアリなのかなって思う。 もちろん一緒に同時に演奏する魅力ももちろんあるからそれは選択肢として捨てないんだけど、オンラインで会わずに完結できるみたいなことも十分できるし、今回の「MISS ME」を聴いてもらえればわかるけど、完成度としてもすごく満足のいく作品ができたと思うし、消してクオリティーが落ちるって訳でもないっていうところはいいよね。
でも、それと真逆の方向に行ってるのがLIVEですよね。
LIVEね~、そうだね。
今話してたみたいに工夫自体が最善の策だったんじゃないかっていうメリットもあったと思うんですけど、LIVEになると真逆で、やること自体が難しい。配信LIVEっていうのもかなり浸透してきて今では当たり前になりつつありますけど、やっぱり ”配信LIVE” と ”LIVE” は全然違うものだなって思って、LIVEをやるってことに関してはものすごく打撃があるなって思います。
どうしてもLIVEはオンラインではリアルにその場の音を感じることができないっていうところでちょっと不利というか、替えが効かないところだよね。 見にきている人も今は我慢しながら見にきている状態だから。声を出してはいけないっていうガイドラインがあったりだとか。
マスクの着用が必須だったりとか。
コロナがちょっと落ち着いた時に5,000人ぐらい入る会場で、椅子を並べて人数も通常の半分以下に制限してやったんだけど。普段ならすごい盛り上がった曲も、演奏が終わったあとに拍手がパチパチパチ~みたいな。 「あれ、今の演奏はあんまり良くなかったのかな?」っていう戸惑いもあったんだけど、よくよくお客さんの顔とかみるとすごく満足そうだったり。コロナの影響でずっとLIVEに来れてなかったからね。だからお客さんも表現したけど我慢してるみたいなところもあるよね。
私はもともとロックバンドとかが好きだったから、狭いライブハウスで窒息するぐらいパンパンに人がいる中で、汗だくになって全部出し切って、終わった後に外で水飲んでボーッとして帰るみたいなのが楽しくて。でも今それができないっていうのが、みんなにとってストレスになってるっていうのは感じますね。 今日やってきたLIVEは有観客だったんですけど、生歌と生のピアノで演奏している時に、これは配信だったり生ではない選択肢と比べると、生には絶対勝てないなって体感しました。
やっぱりLIVEはまだ替えが効かないっていうところだよね。
そうですね。だからそれと一緒に流行る音楽とかも変わりそうですよね。 今は結構トラックメイクがしっかりされているものが流行っている気がしていて主流になってきているけど、生音だけのバンドって感じのものよりも、よりネット的な物の方が若者の間で流行ってる気がして。
あとは、いわゆるオンライン世代みたいな子たちは、例えばPCにドラムの音源が入っていて「これを打ち込んでみよう」って感じでやった時に、その音がかっこ良かったら、もしかしたら生ドラムの音を知らないでアレンジャーになる人も出てくるっていうことがあり得る世代なんだよね。 昔はDTMみたいなツールがなかったから、生のドラムの音を録音するしかなかったと思うんだけど、これからは情報もいっぱいあって、道具もいっぱいある中で、生の音を知らないでデビューしたり編曲家になる人が出てくるかもしれないっていう時代の流れだと思う。
その流れに関してはこれからどんどん加速していきそうですね。
あと個人的に思っているのは、トラックみたいなサウンドと逆パターンで、LIVEっぽさを求めている心情ももちろんわかる。それを体現しているのがYouTubeの「THE FIRST TAKE」なんじゃないかなって思ってて。
なるほど~!
一発録りで基本アコースティックっていう生っぽさだったり、LIVE感をオンラインで見れるみたいな。トラックっぽいバキバキのサウンドを楽しんでいる一方で、そういうのも求められている気もするから、両方を見て楽しんでいる人は両方の欲求を満たしていると思うし。しかもそれがYouTubeにあがっていて無料で見れるんだから。
不思議な時代を生きているんだなぁ~って思いますね(笑)
おもしろいよね。
北海道と東京 二人が語る音楽活動の理想と現実
爽ちゃんは今札幌に住んでいる訳だけど札幌はいい所ですか?
一言で答えるのはすごく難しい質問ですけど、何年も住んで何年も音楽活動をやってきたのでやっぱり好きなとろはありますね。 例えば、札幌の人たちの強みって仲間意識じゃないけど、一致団結がすごいあるなぁ~って思っていて、仕事としてやっていたとしても気持ちがそこに感じられやすいことが多かったというか。「北海道の子だから応援しよう」っていうのがすごいあると思うんです。
そうかもね!自分の話じゃないんだけど、昔あるアーティストの方が北海道出身の方とお付き合いをしていた時に、北海道のことをあまり知らなくて若干北海道のことをディスった時にめっちゃキレられたっていう話をしてて(笑) 北海道じゃない人からすると北海道出身の人は「北海道愛」みたいなものが強い人が多いんじゃないかってことをその人は主張してて。
あ~、そうかもしれない!
だから爽ちゃんが言ってた事は確かにあるなと思ってて。 僕は東京に住んでますけど、東京での「北海道出身ミュージシャン飲み会」みたいなのが結構あったりだとか(笑)
ありますね(笑)
他の県の出身の人たちも「あっ北海道チームね!」みたいな認識がある。 だから結構そういう横の繋がりは大事にするのかもしれないね。
その文化は東京に何ヶ月かだけいた時にも感じてて、東京って人がいっぱいいるから人と繋がりやすいはずだし、みんな繋がろうと思ってやってるんですけど、ほんとにホッとできるチームを組むのってかなり時間がかかるのかなってイメージがあって。 人がいっぱいいる分、自分と合うか合わないかっていうのもバラバラだし。それが地元で活動しててってなると、人も少ないのもあって活動すればするほど自分のことを知ってる人も増えてくるし、自分のことを伝えやすいというか。みんながみんな仲がいいはずじゃないのに北海道民も北海道出身っていうのを聞くと安心するところはありますよね。
そうかもね。まぁそれだけ東京と比べるとコミュニティーが狭いっていう証拠でもあるのかもしれないけどね。 自分はもともと北海道に住んでて、10年前ぐらいに上京して東京の生活も経て思うことだけど、やっぱり北海道ってとってもいい場所だなって思うんだよね。最終的には北海道に帰ってきたいっていう夢もあって。 ただLIVEをいっぱいお仕事としてやってるとなかなか難しいというかね。リハーサルとか東京であるので東京にいなきゃいけないっていうのがあるんだけど。音楽的な面で言ったら北海道のスケールのデカさみたいなところを体感して育ってる人の作る音楽みたいなところは正直あると思うんだよね。
それはあるかもしれないですね!
寒さに耐えてきた感覚なのか何なのかはわかんないけど、そういう”音”とかがある気がしてて。やっぱり南の人だとすごい陽気だったりとか、そういう環境に左右されるっていうのはあると思うな。だから全部が全部じゃないと思うけど、北海道出身の人と音楽を一緒にやるとすごく同じような空気を吸って生きてきた人なんだなっていうのを感じる瞬間があるというか。
音でも通じ合いやすい部分があるっていうことですね。 あとは宅録の話で言うと東京って都心にいた方が仕事はしやすいと思うけど、家と家がすごい近かったりとか、どんな人が住んでるっていうのがより複雑になってるから、私は最近は家でマイクとってっていうのがすごいやりやすいやり方だなって思ってきてるけど、東京だとそれにマッチする物件をまず探さないと日々仕事していくのは難しいだろうな~と思うし。
ほんと一長一短なんだよね。音楽で限って言うと人が集まってるって事は地方でものすごく優秀なミュージシャン達が東京に集結してるっていう事だから、文殊の知恵じゃないけどそこにいる人たちとやる音楽はすごくレベルが高いものだったりするかもしれないけど、その反面作業するときの家の問題だったりとかのハードルは上がるから善し悪しだと思う。 あとは単純に北海道の方がご飯がおいしい(笑)多分ね(笑)
やっぱり生活っていうものと仕事の満足度が反比例してる感じはすごくあるから、東京って素晴らしいものがいっぱい揃ってて素晴らしいチャンスがいっぱいあるけど、生活をしていくことを考えた時に絶対に北海道よりもストレスが多いと思うし、ストレスが多い中で自分の音楽に影響が出ちゃう人もいると思うし。 それこそ今はリモートとかいろんな可能性が見出せたことによって、自分のライフスタイルも含めてミュージシャンが活動拠点っていうのを選択しやすくなってきていると思うから、それは変化なのかなって思います。
それでちょっと思ったのが、最近ネットの記事で見たんだけど、札幌の高校生の女子2人組の話なんだけど知ってる?
はい、知ってます!
エレクトリックなミュージックをオンラインで発信して、それがヨーロッパのどこかは忘れちゃったんだけどバズってるっていう。今は高校生だから上京するっていう選択肢がないのかもしれないけど、別に上京しなくてもその音楽はできてて、世界に発信して、しかもそれがバズっている。それは東京じゃなくても全然できる事だし、むしろ東京に行ってストレスが溜まった時にその音楽ができなくなる可能性すらあるから、そういう意味では爽ちゃんの言っていることが正にそうなりつつあると思うんだよね。
ただ北海道の音楽シーンって、例えばLIVEの集客が他の地域より集まりにくかったりとか、お金に直結していくこととか、生活をしていくことと音楽を続けていくことが難しい部分があるから。
なるほどね。北海道に居続けることで難しいことも出てくるってことか。
なので個人的にはそれが北海道らしさで何か違う形でカバーリングできて、「北海道っていい音楽がいっぱい育つよね」「北海道っていいミュージシャンがいっぱい出るよね」とか。「じゃあ音楽やりたい人は北海道に住もう!」みたいなモデルに変わっていったらすごくいいなぁって。
個人的には北海道に帰ってきたいから是非そういう北海道になってくださいって感じ(笑) 北海道で音楽の仕事をしながら生活できるように環境が整って欲しいっていうめちゃめちゃ他力本願な願いだけど(笑)
でもそう思ってる人は年齢関係なくいっぱいいると思うから、今大変な状況だからこそ、今後「北海道ブランド」みたいなものを音楽シーンでも強く残していくためにはどうしたらいいのかっていうのをみんなで作っていけたらいいのかもしれないですね。
そうだね。
個人で音楽をやっていると特にポップスのシーンでは「誰が東京に行くか」「誰が売れるか」っていうのを気にしちゃうところもあると思うんですよ。
東京に行ったら勝ちみたいなね。
全くそんな事はないんだけど。でも、そういう意識を一回外して、全員が成長していって、全員がいい音楽をやっていって、土壌として育っていくみたいな感じになったらいいなっていう願いはあります。なかなか難しいとは思うけど。
例えばRISING SUN ROCK FESTIVALにだけ行く本州の人がいるっていう話も聞いたことがあるから、「北海道の音楽シーンが好き!」っていう北海道以外の人達を増やしていくみたいなことを… 俺が東京で率先して頑張ればいいんだね(笑)
私もこれから東京に引っ越すからいた時に自分を通して発信していきたいです。
それが北海道出身で北海道を愛している自分にとっての義務かもしれないね!
そうですね(笑)
爽 Profile.
呼吸をするように詩を紡ぎ、瞬きをするようにメロディーを奏でる女性シンガーソングライター。決して馴染みやすく明るいサウンドとは言えないが、暗闇の中に強く根差す一本の光のように、力強く凛として佇む声・楽曲でリスナーの心を掴んでいる。
YAMAHA主催の「The 7th Music Revolution SAPPORO SEMI FINAL」の東日本 FINALに出場しグランプリ受賞。JAPAN FINALにも出場。
2016年、"箒星”が株式会社札都のCMソングに起用。ミニ・アルバム「泣か NIGHT」「踊ら NIGHT」を配信&ライブ会場限定で2枚同時リリース、リード曲“City Lights Jack”が、映画「太陽を掴め」にて柳楽優弥出演シーンの挿入歌として起用される。
2017年、半年の休養期間を経て行った復帰ワンマンライブが予約開始1時間でソールドアウト、追加分も一日で完売。弾き語りCD「pray」を掲げ、5月に札幌、東京、名古屋にて初の弾き語りワンマン・ツアーを成功させる、9月にフロアサークル型ワンマン・ライブを満員のなか開催。
2018年6月には初の東京バンド・ワンマンを開催しソールド・アウト。書き下ろし楽曲“hymn”が全国で展開するなの花薬局のwebCMソングに抜擢。ミニ・アルバム『 FEARLESS』をリリース。
2019年、Eggs主催ドコモショップPR動画タイアップオーディションにて楽曲“Runaway”がグランプリを受賞、5月15日にCDとして全国リリース。
2020年に入ってからも、デジタルリリースを行うなど、精力的に活動をしている。
幡宮航太 Profile.
1988年生まれ、札幌出身。 キーボードを中心にギター、ベースなど演奏家、作編曲家として活動。
Official髭男dism、城田優、伊東歌詞太郎、奥華子、SURFACE、吉田山田など数々の現場でサポート。
北海道出身アーティストの笹木勇一郎、山崎あおい、爽なども多くサポート。