機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ
©創通・サンライズ
公開日2021.05.21(Fri)
札幌シネマフロンティア、ユナイテッド・シネマ札幌ほか
監督
村瀬修功
脚本
むとうやすゆき
原作
富野由悠季、矢立 肇


イントロダクション


ガンダム誕生40周年、さらに宇宙世紀の次の100年を描く「UC NexT 0100」プロジェクトの映画化作品第二弾として制作される『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』は、宇宙世紀を舞台とする最新作であり、アムロとシャアによる最後の決戦を描いた『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』(1988)の世界観を色濃く継承する作品である。現在、作品は3部作の映画として制作が進められており、第一作目が2021年5月7日に公開を予定する。原作は、1989~1990年にかけて全3巻が出版された、ガンダムシリーズの生みの親・富野由悠季による書き下ろし小説。『機動戦士ガンダム』から連なる宇宙世紀にスポットを当てた作品で、『機動戦士ガンダムUC』や『機動戦士ガンダムNT』よりも未来の話となるU.C.0105が舞台となる。『機動戦士ガンダム』をはじめ歴代作品や『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』にも登場したブライト・ノアの息子ハサウェイ・ノアを主人公とし、地球連邦政府に反旗を翻す武装組織「マフティー」の動向を追うのが物語の骨子である。監督は、『機動戦士ガンダムF91』で作画監督を、『新機動戦記ガンダムW』でキャラクターデザインを手がけ、近年では映画『虐殺器官』で監督を務めた村瀬修功。脚本には、『機動戦士ガンダムUC』でも小説のアニメ化にあたり辣腕を振るったむとうやすゆきが参加。キャラクターデザインにはイラストレーターのpablo uchidaのほか、ベテランアニメーターの恩田尚之、工原しげきが名を連ね、メカニカルデザインにカトキハジメ、山根公利、中谷誠一、玄馬宣彦といったガンダムシリーズを支えてきた実力派がクレジットされた。音楽は、『UC』、『NT』で宇宙世紀に新たな音を響かせた澤野弘之が引き続き担当する。

映像制作は、『UC』、『NT』、『Gのレコンギスタ』などを制作するサンライズ第1スタジオ。富野小説の濃厚なドラマを映像化するべく、スタジオ、そしてサンライズが総力を挙げて制作に取り組む一大プロジェクトである。




ストーリー


―ネジェンって、知っているかい?

それを知っているなら、連れていってあげる―



第二次ネオ・ジオン戦争(シャアの反乱)の終結から12年が経過したU.C.0105― 。人類と宇宙世紀の未来を示すかと思われた“アクシズ・ショック”を経ても、世界は変わらず混乱状態にあり、断続的に軍事衝突が発生していた。地球連邦政府の腐敗もさらに進んでおり、上層部は地球の汚染を加速させただけでなく、強制的に民間人を宇宙へと連行する非人道的な政策「人狩り」を行っていたのである。

そんな地球圏の腐敗に立ち上がったのが、「マフティー・ナビーユ・エリン」と呼ばれる人物が率いた反地球連邦政府運動「マフティー」であった。彼らは地球連邦政府高官を次々と暗殺するという苛烈なテロ行為に手を染めていたが、連邦政府への反発を強める民衆からは一定の支持を得ていた。

その「マフティー」本人を名乗り、指揮する人物こそ、かつて一年戦争にも参加した地球連邦軍士官ブライト・ノアの息子で、シャアの反乱の阻止にも参加していたハサウェイ・ノアであった。アムロ・レイ、シャア・アズナブルの理念と理想を肌で知る彼は、ふたりの意思を宿した戦士として、武力による抵抗から道を切り拓こうと画策していたのである。だが、連邦軍大佐ケネス・スレッグと謎の美少女ギギ・アンダルシアとの出会いが、彼の運命を大きく変容させるのであった。  


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